yurikago_kara_hakaba_made

毒にも薬にもなりません

何もかも嫌なお前ら、battaを聴け

こんちわ。

お前ら人生つらいよな?そうだろ?

何してもうまくいかない、人間関係に疲れた、もう死にたい、動くことすらままならない、いろんな人間がいる。そしてその感じ方は十人十色、百人百様だ。そのためこれといった解決策を誰もすぐには提示できない。それが人間が壊れるってことだ。

ただ、少しでも気分を落ち着けるには様々な方法がある。要因を取り除くのが一番手っ取り早いが、それができない場合でもいろいろある。そしてそれに大きく関与し得るのが音楽であることは、もう皆言わずともわかっているだろう。好きな音楽を聴いて心を落ちつけたり、むしろ心をボコボコに殴ってもらって落ち着くということだってあるだろう。

そこで今回紹介したいのが、battaというバンドだ。このバンドはどちらかというと後者、心をズタズタに裂いて何もかもぶち壊しにすることにより救いをもたらすタイプの音楽だ。

 

と、地下室Times風(?)の導入を入れてみた。今日はこのような感じで書いていく。

 

というわけで、少し話が逸れたが、引き続きbattaについて語ろう。

まず、バンドの大まかな紹介から。

メンバーは、ホシノタツ (gt/vo), マノトモノリ (gt), シノハラアサト (ba), ホシノタケシ (Dr)

いたって普通の構成の4ピースバンドだ。広島県広島市出身のバンドである。

では次は略歴を追ってみよう。公式サイトよりbiographyを引用させていただく。

■2009年

・3月、それぞれ別のバンドで活動していた、ホシノタツ(Vocal/Gt)、マノトモノリ(Gt/Cho)、シノハラアサト(Bass)
タニザキカズヒロ(Dr/現:THEラブ人間violyn)の4 人で、「batta」を結成。

活動開始は2009年。この時点のオリジナルメンバーのうち、今いないのはDrだけだ。

■2010年

・タニザキカズヒロが、ドラムからバイオリンに転向。活発化したTHEラブ人間の活動に専念する為、脱退。

・3月、広島クラブクアトロでのライブを最後に、事前の告知などもなく突然の解散。ホシノタツは音楽を辞める。

・秋、マノトモノリが、どうしてもbattaを捨てられず、廃人になりかけていたホシノタツに声を掛ける。この時のマノの一言により、奇跡的に「batta」は再結成をする。だが、タニザキは不在。以降、正式なドラマーは決めずに活動を再開。 

 ドラムからバイオリンに転向。お前何があったんだ。そして脱退、解散。しかしメンバーの猛烈なアタックにより再結成。アツい、アツすぎる。青春漫画かよ。

■2011年

・8月、1stシングル「日曜日/水色」を発売。数量限定とはいえ、異例の速度で完売。しかし再版はせず。

・冬、RO69JACKのオーディションに「水色」で参加、1次審査通過。多くのファンが応援コメントをし、一部で話題に。

■2012年

・1月、タニザキ脱退以降、不在だったドラマーの枠に、ヨシダマサキが正式に加入。精力的な活動を開始。

・2月、下北沢Queで、初の2マン(共演/それでも世界が続くなら)を開催。約100人を動員。

・上記の2マンを皮切りに、初のツアーを開催。全国15公演。

・4月、下北沢MOSAiCにて、ツアーファイナルを開催。100人以上を動員。

・5月、渋谷O-EASTにて開催された「反撃フェスティバル 0」に参加。来場した約500人がbattaのライブで手を挙げた。

・完売していた1stシングル「日曜日/水色」が、再販開始。即日完売。

・「日曜日/水色」の追加販売、全国の通販を開始。

・10月24日、初の全国流通となる1stフルアルバム「ゲームオーバー」をリリース。全国タワーレコード限定販売。

・11月18日、「ゲームオーバー」リリース記念フリーライブを下北沢SHELTERにて開催。デイタイムに行われたが会場は満員となる。この日より全国ツアーを開催。全国20公演。

再結成したbattaは、活動を精力的にこなすようになると、 アンダーグラウンドでは確たる人気を誇るようになり、その過程でそれでも世界が続くならのフロントマン・篠塚将行の目に留まることになる。それせかに関しては説明不要であろう。彼らのバンドと2マンをしたり無料コンピレーションを配布したりするなどで、ますますの知名度を上げていくことになる。そして現在、インディーレーベルとはいえ全国展開でアルバム2枚とEP1枚、会場限定のLiveアルバム1枚をリリース。ドラマーが一度脱退するも、その苦行も乗り越え現在も活動中だ。

 

さて、紹介はここいらにしておいて、彼らの音楽を聴いてみよう。いったいどんなバンドなんだ。 

 

こんなバンドだ。めちゃくちゃにブチ切れてる。PVの出来はちゃちい(早歩きのシーンめっちゃ笑いそうになる)が、音楽はかなりブチ切れてる。めちゃくちゃにエモーショナルだ。今風にいうとエモい。ピロピロやってるギターソロ、全身全霊をぶつけたかのように、叫ぶかのように歌うホシノタツの歌声、すべてが激情という感じだ。これぞまさに激情派ギターロックを体現しているように思える。更に歌詞もすごい。

拝啓、天気予報。 あなたと同じで辛い事も楽しい事も信じちゃいけないと知ってしまった

忘れていたよ 君が好きだった

信じられないほど突き刺さる。天気予報と同じで、自分の感情を信じてはいけないと知ってしまったというのだ。いったいどれほど苦しい経験をしてきたのだろうか。それでいてさらに、忘れていたよ、君が好きだった、と言うのだ。途轍もなく苦しい。ホシノタツ自身がどこまで苦しんでいたのかということを如実に示す作品だと言える。

 

続いてはこの曲だ。この曲は先ほどの曲とは違い、少しバラード調の曲である。メロの裏でなっているリードのフレーズが美しい。タイトルは”人間らしい暮らし”。人間らしい暮らしを暗に批判しながらもそれを貫くしかない、という悲壮に満ちた、しかし最後に少しの希望も見いだせるような歌詞の曲である。相変わらずPVは安っぽいが

 


最後に紹介したいのが、このMY ENDROLLという楽曲だ。この曲はもう聴いて、PVを見てくれとしか言えない。"すべての負け犬たちへ捧ぐ"をキャッチコピーにして活動してきたbattaの、この曲は本当にEndrollそのものなのかもしれない。あまりのことにシングルカットされた楽曲である、あと絶対PV作ったのしのくんでしょ。

しかし、ここでbattaは終わらない。彼らは彼らの永遠を求めているのだ。2ndアルバム・エターナルはその象徴だと思う。

 

是非心に留まるものがあったなら、このbattaというバンドを聴いてほしい。

Dear All Underdog ― すべての負け犬たちへ捧ぐ

皆よ、幸あれ。