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毒にも薬にもなりません

インターネットによりコンテンツ化される精神疾患

 

精神疾患とインターネットとコンテンツ。もはやネットで幾度となく語り尽されているであろうこの題目に私も挑んでみようと思う。

blog.livedoor.jp

こちらのサイトさんが詳しいので、先に読んでおくといいかもしれない。メンヘラ神という人物の自殺からみたコンテンツ化される精神疾患の記事である。

 

さて、本題に入ろう。

自分自身をコンテンツとして切り売りする精神疾患の患者たち、いわゆるメンヘラ(以下メンヘラと記述)。これを引き起こすのは、皆さまご存知、承認欲求というやつだ。認められたいのである。

一般的に健常者と比較した場合、メンヘラは承認欲求が強い場合が多い。これはひとえに、幼少期や成長期で正しく承認されないケースが多かったからではないかと推測される。また、健常者は通常の場合承認欲求を無理のない範囲で発散することができるのではないか。それは例えば友人であり、彼氏彼女がいれば彼氏彼女であり、家族であるものであろう。

しかしこれが現実に絶望しているメンヘラの場合はどうだろうか。友人は認めてくれるかどうかわからない。いるかどうかもわからない。家族なんてもってのほか、彼氏彼女ですらうまくいかないケースが多い。そこで出てくるのがインターネットだ。居場所を見つけたメンヘラは、当然インターネット依存に陥る可能性が高い。そして、インターネット上で承認欲求を満たし始めるのだ。

 インターネット、主にblog及びTwitterなどの、基本的に1対1でない媒体で、メンヘラは承認欲求を満たし始める。さて、ここでどうやって承認欲求を満たすか。大まかに二つのパターンに分けられると思われる。病みツイ、ポエム投稿型メンヘラと、自己をネタとしてインターネットのコンテンツにするタイプのメンヘラである。今回は主に後者に焦点を当てている。

Twitterの手軽さは、多くのメンヘラを狂わせたものと容易に推測ができる。そして、その走りとなった存在が、上記のブログで上げられた、メンヘラ神なる人物である。僕は彼女について詳しく知らないし調べることをする気もないので詳しいことを書くのはやめておくが、彼女は自殺した。そしてそれまでの過程で何度もTwitterに過激なツイートを投稿している。

 このアカウントは、彼女の死後に作られた、所謂botなのだが、実際に生前このようなことを発言していたということになる。ずいぶんと過激なツイートである。しかしこの過激かつ生々しいネタツイートは、大きな反響を呼んでいた。死んでしまった今でも、彼女に憧れるメンヘラは少なくないのではないか。

彼女の死後、未だに自身をコンテンツ化するツイッタラーは増えていると感じる。そして、まるでチキンレースのように、行為は過激化していく。周囲はさらに盛り立てるし、自分たちも負けまいとするからだ。こうして、コンテンツに囚われたメンヘラの完成、というわけだ。