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毒にも薬にもなりません

ファッションメンヘラという "病気"

ファッションメンヘラという言葉がある。すでに当ブログでも何度も取り扱っている言葉で、メンヘラになりたがる、メンヘラだと思われたがる人間のことである。今回はそういった人間にスポットを当てていきたいと思う。

 

・承認欲求とファッションメンヘラ

承認欲求。Wikipediaを引用するならば、誰かから認められたいという感情のことだ。この承認欲求というものは現代の日本において非常に強く働いている。特に精神疾患患者においてはその傾向が強いように感じる。承認欲求に飢えているといってまず間違いないだろう。他者承認と自己承認という言葉があるが、精神疾患を抱えた人間は、高い確率で自己承認が困難な傾向にあると考えられる。そのため自己承認の穴を埋めるために他者承認を求めるのだ。さて、ここでファッションメンヘラとの関係性だが、自己承認が苦手なタイプの人間が、情緒不安定になり承認を求める過程で、いわゆる「かまってちゃん」的な行動を見せることがある。ここで彼らor彼女らはファッションメンヘラ、と呼ばれるわけである。しかしこれは何もファッションメンヘラに限ったことではない。その点については次だ。

 

・病名というステータス

ファッションメンヘラという言葉はここ最近よく使われるようになっている。だが、大体において使うのはメンヘラたちであり、メンヘラたちは大概ファッションメンヘラたちを忌み嫌う。この構図について述べてみる。上記で書いたように、承認を求める行動やその様子が「ファッションメンヘラ」と批判されるわけだが、これはメンヘラたちも同じようにやることである。パーソナリティ障害などの疾患を抱えたメンヘラは特に強く承認を求める傾向がある。さて、ではメンヘラとファッションメンヘラの違いとは何か。これは非常に単純なことで、病名そのものであると考える。病名は人間を望む望まざるにかかわらず、病人と認定する十分な材料である。

 

・なぜファッションメンヘラは病名を欲すか

ファッションメンヘラは高い確率で病名を欲す。これは自分の苦しみを病名に転嫁してしまいたいという気持ち、そして、病名を得ることにより周囲からの承認を得たいと思うこと(いわゆるメンヘラ芸、これについては過去記事を参照ください)によるものだろう。その姿勢そのものもメンヘラたちからしてみれば気に食わないものであるに違いない。自分より苦しまずして(とメンヘラたちは思っている)病気に成りすまして承認を得ようとしている姿などは気に食わないものの最たるものではないだろうか。しかし、何もない健常者はまずメンヘラの真似事をして承認欲求を得ようなどとは考えないと思われる。なにかにつまづき、自分自身を承認することができなくなった結果、他者からの承認を過剰に求めてしまう、これがいわゆるファッションメンヘラの構図であるという風に考えられる。

 

・ファッションメンヘラという病気

では、ファッションメンヘラは病気なのか病気でないのか。そこは意見の分かれるところだと思うが、僕はファッションメンヘラも一種の病気であるのではないかと思う。僕は決して精神科医でもカウンセラーでもない一般人だが、それでもファッションメンヘラのすべてを否定することはできない。彼らは苦しまずして承認を得ようとしているのではない。彼らなりに苦しんだ結果、病名があれば病気のせいにできると思ったり、承認されると思ったりしているのだ。この病名があれば病気に転嫁でき、承認されるという考えも非常に歪んだものではあり、メンヘラたちによく批判される部分であるだろう。しかし、その歪みこそ、病気そのもの、精神疾患だといえるのではないだろうか。

 

以上、長々と書いてみたが、私感の入りまくっているファッションメンヘラ考。全体としてはファッションメンヘラを病気だとするという内容になっているが、それでもファッションメンヘラはやめておいたほうがいい。どうしてもつらいなら病院にいこう。我慢できるならすっぱりやめてしまおう。これが僕ができる精一杯の助言だ。